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銀座コラム

#010

上京して銀座でホステスになることについて

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上京して銀座でホステスになることについて

みなさん、こんにちは。コラムニストの詩音です。このコラムでは過去に10年間ほど夜の銀座でホステスの仕事に従事していた私の経験談をもとにリアルな銀座の夜のお仕事に関する情報を発信しています。


さて、みなさんは日本で一番、高級クラブが集まる繁華街は?と聞かれたらどの街を思い浮かべますか?おそらく多くの人が「銀座」を思い浮かべるのではないでしょうか。

もちろん夜のお店の多い歓楽街は全国にありますし、高級クラブと呼ばれるお店も地方にだってたくさんあるので一概には言えませんが、中でも「銀座」は特別な存在であり、働きたいという女性も後を絶ちません。「銀座」という街には、それだけの魅力があるのです。

筆者の私も実際、北新地(大阪にある歓楽街です)に勤めてから上京し、銀座に移籍した経験があります。今回は、自身の経験から得たことを、お話ししたいと思います。

私が銀座で働こうと思ったきっかけは、ステップアップのためでした。

当時、北新地で勤めていたお店は老舗の高級クラブで、仕事も厳しい分、きちんと見返りはあったし、やり甲斐もありました。

でも関東への出張が多いお客様から銀座で遊んだお話を聞くたびに、「どんな所なんだろう」「自分を試してみたい」という気持ちが膨らんでいきました。その頃は銀座という土地に行ったことすらありませんでしたが、今いる場所よりもキラキラ輝いて見えたのですね。そして、今の仕事よりも厳しく、やり甲斐のある世界に見えたのです。 実際は、そんなこともなかったのですが(笑)

「そんなこともなかった」と言うと語弊がありますが、実際のところ、それほど構える必要はなかったね、というのが正直な感想です。

もちろん銀座に移籍してからは雰囲気も、接客のやり方も変わりました。でもそれは、「銀座だから」ではなく、「お客様(客層)が変わったから」です。
ホステスは、銀座だとか北新地だとか、地方とか都会とか、そういうことに左右されるのではなく、お客様に最大限楽しんでいただくのが仕事です。これは、どの土地に行っても変わらないのです。

そんな当たり前のことに、私は移籍してから気付かされました。気負って構えることなく、ただただ、目の前にいるお客様に楽しんでいただけばいいんだ、と。

ただひとつアドバイスをするとしたら、リサーチはしましょう、ということでしょうか。未経験者なら、働きたいと思っているお店が求めているのはどんな女性なのか、経験者であれば、それまでと客層が変わることで何を変えなければいけないのか?をしっかりとリサーチと自己分析を行い、自分に合ったお店を見つけましょう。

ちなみに私の場合は結果的に、北新地にいた頃よりも喋る量が減りました。(もちろんお客様によりますが、傾向として、)北新地のお客様は会話の返しがうまい盛り上げ上手な女性を好み、銀座のお客様は落ち着いた聞き上手な女性を好む人が多かった気がします。

あとやはり、東京には一流の人が集まるんだなぁ、と思いました。それは、お客様も、ホステスの女性も。北新地にいた頃に思っていた「ステップアップしたい」という私の夢は、銀座に行ったことで叶ったんだと思います。

経験者でも未経験者でも、今、地方から銀座ホステスを目指したいと思っている方がもしこれを読んでいたら、まずはお客様のことを考えられる人になってください。

きっとそれが、あなたを前に進めてくれることだろうと思います♪そして構えすぎずに、まずは一歩を踏み出してみませんか?

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